sannp.metroの書式¶
sannp.metroのテンプレートは、 sannp --metro-temp で出力できます。
行頭が#または!の行はコメントとして扱われます。
SWAPPING、GEOMETRYが各セクションの始まりを表し、次の行以降がセクションの内容になります。GEOMETRYは必須です。
- maxSteps
モンテカルロ計算のステップ数です。
- numGeoms
生成する構造数です。この数だけ構造を生成すると、計算が停止します。
- unknownGeoms
未知の構造のみを出力対象とします。強化学習に使用します。未知構造の判定には、NNP学習時に生成された対象関数の分布(
sannp.gdist)を参照し、近い対称関数の値を持つ構造が十分にない場合に未知とします。
- temperature
メトロポリス法におけるボルツマン因子の温度(K)です。
- upperEnergy
エネルギーの上限値(eV/atom)です。この値より大きいエネルギーを持つ構造には遷移しません。
- lowerEnergy
エネルギーの下限値(eV/atom)です。この値より小さいエネルギーを持つ構造には遷移しません。
- withShift
メトロポリス法における遷移過程として原子の変位を使う(1)か使わない(0)かの指定です。
- shiftCoord
原子の変位距離(Å)です。
- shiftInit
計算を開始する前に、全ての原子をランダムに変位させる(1)かしない(0)かの指定です。
- shiftCoordInit
計算を開始する前の原子の変位距離(Å)です。
- SWAPPING
遷移過程として原子の入れ替えを設定します。
1行目に入れ替えペアの数、2行目以降に入れ替えペアを元素名で指定します。元素名としてXを使うと空孔の意味になります。同じ元素名をペアにすることはできません。
ペアの後に温度(K)を指定することで、そのペアに個別の温度を設定することができます。温度を省略した場合、または0以下の値を指定した場合は、temperatureで指定した温度が使われます。
SWAPPINGセクションがない場合、遷移過程として原子の入れ替えを使いません。
例¶3 Si C Si X Si O 300.0
- GEOMETRY
初期構造を設定します。
1行目に原子数、2~4行目に格子ベクトル、5行目以降に元素名・原子座標(Å)を指定します。元素名としてXを使うと空孔の意味になります。原子座標の後ろにfixと記載すると、その原子は固定されます。
例¶108 12.11678900 0.00000000 0.00000000 0.00000000 12.11678900 0.00000000 0.00000000 0.00000000 12.11678900 X 0.222057 -0.330325 -0.114595 Al 0.003512 1.943050 2.047290 Al 2.050750 -0.070341 1.960020 Al 1.912160 2.024660 -0.301394 fix ...